【展示会ブースにおすすめ】トラスを活用した装飾バナーの魅力
展示会では、限られた来場時間の中で「どれだけ自社ブースに興味を持ってもらえるか」が重要になります。その第一歩となるのが、ブースを遠くからでも見つけてもらうための視覚的な訴求力を高める装飾です。中でもトラス構造を活用したレイアウトは高さのある演出ができ、会場内での存在感を大きく引き上げる手法として多くの企業が採用しています。
本記事では、トラスがどのような構造なのか、展示会で選ばれる理由、そしてトラスに幕を取り付けるメリットについて詳しくご紹介します。展示会での訴求力を高めたい方、より印象的なブース演出を目指す企業担当者に役立つ内容です。
目次
トラスとは?
トラスとは、複数のパイプやフレームを三角形の組み合わせで構成した、軽量かつ強度に優れた骨組み構造のことです。展示会に限らず、舞台、イベント、建築現場、スポーツ施設など幅広い分野で利用されています。
三角形を基本とした構造は剛性が高く、少ない部材でも大きな荷重に耐えられます。そのため、照明、スピーカー、大型サイン、モニターなどを安全に支えるためのフレームとして適しています。また、組み立てや解体がしやすく、運搬性にも優れているため、複数のイベントに出展する企業にとっても利便性の高い設備です。
トラスの主な用途
トラスは強度と拡張性に優れ、展示会・イベント・ステージなど幅広い場面で利用される構造体です。装飾や機材を支えるだけでなく、空間そのものを形づくる役割も担い、立体的で印象的な演出に欠かせない存在です。代表的な用途は次のとおりです。
- ステージ・ライブ会場での照明・スピーカーフレーム: 高所にも安全に機材を設置でき、大型イベントの演出を支える基礎構造として活用されています。
- イベント会場のゲート・サインフレーム: 入場ゲートや案内サインを立体的に掲出でき、来場者の導線確保に役立ちます。
- フォトスポットやオブジェの設置: 自立性が高く安定したフレームのため、撮影用バックパネルや大型オブジェの背景としても利用されます。
- 展示会ブースの骨組み(壁面・天面・アーチ): 高さを出せるため、遠くからでも目に留まる立体的なブース設計に最適です。
- モニター・照明・装飾の安全な固定: 負荷に強く、重量のあるディスプレイや照明器具も安全に取り付けできます。
このように、トラスは「支える」だけでなく、空間に高さや奥行きを与えることで、展示会ブース全体を印象的に見せるデザイン要素としても活躍します。
トラスの特徴
トラスが展示会やイベントで広く採用されている理由には、軽量で扱いやすいにもかかわらず非常に高い強度を持ち、空間演出の自由度が高いという点があります。構造体としての実用性だけでなく、ブースの魅せ方を大きく左右するデザイン性にも優れており、さまざまな企業から支持されています。主な特徴は以下のとおりです。
- 高さを確保しやすく、展示会場で目立つ: 天井付近まで立ち上げられるため、会場内を歩く来場者の視界に入りやすく、遠距離からでもブースを認識してもらえます。
- 強度が高く、大型装飾や機材を安全に支えられる: アルミ製のトラスは高い剛性を持ち、重量のあるモニター・照明・スピーカーなども安定して設置できます。
- パーツを組み合わせて自由な形状が作れる: 直線パーツやコーナーパーツを組み合わせることで、ゲート・アーチ・天井フレーム・島型レイアウトなど、多様な形状のブースを構築できます。
- 解体・運搬しやすく、繰り返しの出展に向いている: 組み立て式でコンパクトに収納できるため、複数会場への搬入もスムーズ。繰り返し使用できるためコストパフォーマンスにも優れています。
- 照明・バナー・サインなど幅広い装飾と相性が良い: バナーを吊るす、照明で商品を照らす、大型サインを掲げるなど、演出方法が多彩でブース全体の完成度を高められます。
トラスの魅力は、何よりその「自由度の高さ」です。限られた展示スペースでも高さを活かした立体的な構成ができるため、平面的なブースと比べて視覚的なインパクトが格段に向上します。さらに、照明演出や装飾バナーとの組み合わせによって、ブースの世界観をより強く訴求でき、来場者の記憶に残る空間を作り出すことができます。
展示会でトラスが選ばれる理由
展示会は、来場者が歩きながら次々とブースを見て回る特殊な環境です。その中でトラスが選ばれるのは、次のような展示会特有のメリットがあるためです。
- 高さを活かして長距離から視認されるブースが作れる
- ロゴやサービス名を高い位置に掲示でき、迷わず見つけてもらえる
- 存在感のあるフレームでブース全体の印象を強化できる
- ゲート状に設計すれば導線が自然に生まれ、立ち寄りやすくなる
- 照明と組み合わせることで、ブースの演出効果を高められる
展示会は競合が多く、来場者は短時間で多くのブースを見て回ります。そんな中で「遠くから見える」「ブース位置がわかりやすい」という点は非常に大きな差別化要素になります。
トラスに幕を取り付けるメリット
トラスはそのままでもフレームとして機能しますが、幕を取り付けることで視覚的な訴求力が一気に高まります。特に大型のバナー装飾は、展示会での集客に大きく貢献します。
- 高さを活かしてブランド名を遠距離からアピールできる
- 写真・文字・製品イメージを大きく掲示しやすい
- ハトメ固定で扱いやすく、設営がスムーズ
- 世界観を統一したデザイン演出が可能
- 幕素材は軽量でコンパクトに運べるため複数出展に最適
幕を取り付けることで、トラスの高さとバナーの情報量が組み合わさり、ブース全体の印象が大きく向上します。
トラスバナーデザインのポイント
展示会の会場では、来場者の多くが「歩きながら」「遠くから」ブースを眺めています。そのため、トラスに取り付けるバナーは、視認性・伝達力・シンプルさの3つを意識したデザインが非常に重要です。限られた一瞬でブランドやサービスを印象づけられるよう、以下のポイントを押さえるだけでも仕上がりの効果が大きく変わります。
- ロゴは大きく中央または上部に配置 ─ 遠くから視認されやすく、ブランド認知の向上に直結します。
- サービス名やキャッチコピーは短く・読みやすく ─ 長文は読まれにくいため、要点を端的に伝える表現が効果的です。
- 色数を抑えてコントラストを強める ─ 文字や写真が際立ち、会場の照明環境でも視認性が向上します。
- 写真は大胆に配置し、遠距離からの印象を重視する ─ 細かい要素よりも、大きく雰囲気が伝わる構図が有効です。
- 会場の導線(どこから見られるか)を意識してレイアウトする ─ メイン通路側に情報を集めるなど、動線を踏まえた構成が鍵になります。
展示会では「第一印象」が来場者の判断を左右します。ブース全体の統一感や色使い、視認性の高いレイアウトを意識することで、来場者が足を止めてくれる確率は大きく高まります。
展示会用トラスバナーの製作事例
(株)いえらぶGROUP様より、展示会ブースのトラスに設置するターポリン幕をご依頼いただきました。ブースの高さを活かしたダイナミックな装飾で、遠目からでもしっかりと訴求内容が伝わる印象的なブースに仕上がっています。
まとめ
トラスは、展示会ブースに高さ・視認性・拡張性をもたらす非常に優れた構造体です。照明やサインを支えるだけでなく、空間を立体的に演出できるため、限られたスペースでも存在感のあるブースを実現できます。
さらに、大型の装飾幕を組み合わせることで、ロゴ・サービス名・ビジュアルを遠距離から明確に伝えられるため、来場者の「見つけやすさ」「覚えやすさ」を大幅に向上させられます。展示会では数秒の印象が来場者の判断を左右するため、視覚的な訴求力を高める装飾は非常に重要です。
企業の世界観を伝えたい、ブースの存在感を強めたい、遠くからでも認識されるブースを作りたい──そんな課題に対して、トラス×幕装飾の組み合わせは特に効果的です。展示会への出展を予定している方は、ぜひ取り入れてみてください。ブースの印象が大きく変わり、集客力アップにもつながります。
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