全国大会出場を祝う横断幕とは?作り方のポイントと製作事例をご紹介
目次
全国大会出場を祝う横断幕とは?
全国大会出場を祝う横断幕は、選手たちやチームの努力を称え、応援の気持ちを形にする特別なアイテムです。学校関係者、地域の住民、保護者、OB・OGなど、多くの人たちが喜びと誇りを込めて製作します。
掲示することで、選手たちに直接エールを届けられるだけでなく、来場者やメディア、SNSなどを通じて、その喜びを広く共有できるのも魅力です。横断幕は「全国大会に出場する」という誇りを目に見える形にし、選手のモチベーション向上にも大きく貢献します。
また、横断幕は学校のPRツールとしても重要な役割を果たします。強豪校としてのイメージアップや、学校活動の活発さを地域にアピールできる絶好の機会です。地域の盛り上がりを促進し、応援ムードを高めることで、学校と地域社会の結びつきも強化されます。
横断幕のサイズと設置場所の選び方
全国大会出場を祝う横断幕は、設置する場所や掲示する目的に応じて、適切なサイズを選ぶことが大切です。掲出場所に最適なサイズを選ぶことで、出場の喜びや学校の実績をより多くの人に効果的に伝えることができます。
よく使われるサイズ例
- W1800mm×H600mm(学校内のエントランスや講堂前など、省スペース向き)
- W2700mm×H900mm(校舎フェンスや校門近くの掲示に適した標準的なサイズ)
- W3600mm×H900mm(広いフェンスや壁面掲示向き。遠方からも目立つ大型サイズ)
設置場所ごとのサイズ選びポイント
- 学校フェンス・門周辺設置:学校敷地周囲のフェンスや門近くに掲示して、来校者や地域住民に全国大会出場を広くアピールします。校内外からも目に留まりやすく、学校の誇りを象徴する存在になります。
- スタンド掲示:開会式や壮行イベント時、式典会場のスタンドなどに掲げ、出場チーム・学校名を広く示す目的で使用されます。学校関係者や応援団の盛り上げにもつながります。
- 体育館・ホール掲示:壮行会や祝賀会など校内行事に合わせて、体育館やホールの壁面に掲示するケースです。コンパクトなサイズを選び、スペースに合わせた設置が可能です。
- 校舎屋上からの懸垂幕:横型の幕ではなく縦型の幕になりますが、校舎壁面や屋上から大型懸垂幕を掲げることで、学校全体で全国大会出場を祝う演出ができます。通学路や地域からもよく見えるため、広く実績をアピールできます。
- 駅構内・地域施設掲示:最寄り駅の構内や地域の公共施設に掲げ、学校単位だけでなく地域全体で出場を祝うケースもあります。地域一体での盛り上がりを演出する手段の一つです。
横断幕を作る際のポイント【素材編】
横断幕を作る際、デザインやサイズと同じくらい重要なのが「素材選び」です。設置環境や掲示期間、期待する効果に応じて、最適な素材を選ぶことで、横断幕の仕上がりや耐久性が大きく変わってきます。
当サイトでは、複数の素材を取り扱っていますが、特に横断幕に多く使用される代表的な素材として3種類をご紹介します。設置場所や使用期間に応じて、それぞれの特徴を把握し、最適な素材を選びましょう。
ターポリン
厚手で防水性・耐久性に優れたビニール素材です。屋外掲示を前提とした横断幕に多く使用されており、雨や風にも強く、長期間の設置に適しています。表面が滑らかで、色の発色も安定しています。長期イベント、校舎フェンス掲示などにおすすめです。
■メリット:耐久性が高い、防水性あり、長期屋外掲示に対応
■デメリット:布素材に比べると若干重く、折りたたみに不向き
ターポリンについて詳しくは以下の記事もご覧ください。
>>ターポリンとは?
>>ターポリンのメリット・デメリットを徹底解説!
メッシュターポリン
生地に小さな穴が空いており、風の影響を受けにくい素材です。強風が予想される屋外掲示、特にフェンス設置に最適です。遠目には穴が目立たず、通常のターポリンに近い印象で使用できます。安全性と耐久性を両立させたい場合におすすめです。
■メリット:風の影響を軽減、耐久性が高い、屋外長期使用に適している
■デメリット:穴が空いているため、至近距離ではデザインが若干見えにくいことがある
メッシュターポリンの見え方が気になる方は、以下の記事もご覧ください。
>>メッシュターポリンは文字がきちんと見える?
トロマット
布のようなやわらかい質感を持ち、軽量で取り扱いやすい素材です。折りたたみができるため、遠征やイベントで持ち運びがしやすいのが特徴です。屋内掲示に最適で、短期間の屋外使用にも対応可能です。発色も良く、写真やグラデーション表現も美しく仕上がります。
■メリット:軽量、柔らかい、持ち運びやすい、発色がきれい
■デメリット:長期間屋外に掲示すると劣化が早まることがある
トロマットについて詳しくは以下の記事もご覧ください。
>>幕に使用される「トロマット」生地とは?
素材選びのポイント【まとめ】
- 長期間屋外に掲示するなら:防水・耐久性に優れたターポリンが安心
- 風が強い屋外環境なら:メッシュターポリンで安全性を重視
- 屋内使用が中心なら:軽くて発色がきれいなトロマットがおすすめ
上記3種以外にも取り扱っている素材がございますので、取扱い生地の一覧情報は以下ページをご確認ください。
>>取り扱い生地のご紹介
素材選びに迷われた場合はお気軽にお問い合わせください。お客様のご要望に合わせて最適な素材をご提案いたします。
ハトメ加工について
横断幕の四隅や周囲には、標準でハトメ(金属製リング)を取り付けます。これにより、ロープや結束バンドを通してしっかり固定できるため、横断幕をピンときれいに張ることが可能です。設置場所やサイズに応じて、適切な間隔でハトメ数も調整できます。
ハトメの数や設置状況によっては、早期に横断幕が劣化することもあります。屋外設置に最適なターポリン素材のひび割れ対策について詳しく解説している記事もございますので、以下の記事もぜひ参考にしてください。
>>ターポリンのひび割れ!その原因と対策は?
横断幕を作る際のポイント【デザイン編】
全国大会出場を祝う横断幕は、出場という成果をしっかりと伝え、記念にふさわしいデザインを意識することが大切です。ただ単に目立つだけではなく、格式や祝福のムードを演出する配慮が求められます。
メインメッセージは「祝 全国大会出場」など分かりやすく
見る人に一目で「何を祝っているか」が伝わるよう、簡潔かつ力強いメッセージを中心に据えましょう。横断幕の第一印象は非常に重要です。
学校名やチーム名をしっかり入れる
誰の、どこの出場なのかがすぐ分かるよう、学校名・チーム名を明記するのが基本です。公式行事でも使用しやすくなり、見る人にも誇りが伝わります。
校章やチームロゴを配置
視覚的な認識度を高めるため、校章やチームのエンブレムをデザインに取り入れると効果的です。横断幕に「格式」と「オリジナリティ」を加えることができます。
色選びは「学校カラー」を意識
スクールカラーやチームカラーを基調にデザインすることで、統一感が生まれ、横断幕を見た人の印象にも強く残ります。カラー選びはデザインの完成度に大きく影響します。
記念写真映えも考慮
横断幕は全国大会出場の記念写真にも多く使用されます。撮影時の背景として映えるように、文字配置やバランスにも配慮したデザインを心がけましょう。
全国大会出場を祝う横断幕【文言アイデア集】
全国大会出場を祝う横断幕には、選手たちの努力や成果を称え、学校や地域の誇りを表現するメッセージが求められます。学校単位での祝福はもちろん、チームや部活動単位、あるいは個人出場の場合には個人名を盛り込んだ横断幕を製作するケースもあります。
横断幕に込める言葉は、単なる応援ではなく、出場の喜び、実績、感謝、そして新たな門出を祝うものとして選びましょう。
学校・地域単位の祝福フレーズ
- 祝 全国大会出場!〇〇高校
- 地域の誇り!〇〇町から全国大会へ
- 学び舎の誇り 全国大会出場おめでとう!
- 栄光への挑戦 〇〇高校 全国大会へ!
- 夢をつかんだ〇〇高校 全国出場!
チーム・部活動単位の祝福フレーズ
- 〇〇高校サッカー部 全国大会出場!
- 挑戦の舞台へ!〇〇高校バレー部
- 絆を力に 全国へ!〇〇中学校バスケットボール部
- 〇〇高校陸上部 全国大会進出!
- 頂点をめざせ 〇〇高校吹奏楽部 全国大会出場!
個人出場を祝うフレーズ
- 〇〇〇〇さん 全国大会出場おめでとう!
- 夢舞台へ羽ばたけ 〇〇〇〇選手
- 〇〇〇〇君 全国大会挑戦!誇り高き一歩
- 努力は実る 全国の舞台へ 〇〇〇〇さん
どのパターンでも、出場の喜びと努力への敬意を表現することが大切です。横断幕に学校名やチーム名、個人名を盛り込むことで、祝福の対象がより明確になり、見る人にも強く印象づけることができます。
ぜひ上記でご紹介したフレーズを横断幕データ制作の参考にしてください。
大会出場横断幕の事例紹介
ここでは、当サイトで製作した大会出場を祝う横断幕の事例をご紹介します。全国大会向けではない事例もご紹介しておりますが、デザインやサイズ選びの参考として、ぜひお役立てください。
糸東会高砂スポーツ少年団様の事例
全日本少年少女空手道選手権大会に出場される選手の氏名を横断幕に明記したデザインです。サイズは屋外でも目立つW4000mm×H800mmサイズ、且つ、シンプルな色使いで視認性の高い横断幕に仕上がっています。素材は屋外設置に最適なターポリンです。
千葉県立船橋芝山高等学校様の事例
全国サッカーインターハイで千葉県ベスト8入りという素晴らしい成果を讃える横断幕です。チームの記念写真撮影に使用した後、屋外に設置されたそうです。サイズはW8000mm×H700mmの特大サイズ、素材には耐久性に優れたターポリンを採用しています。
Y様の事例
かごしま国体 少年少女バレーボール競技に広島県選抜として出場される3名の選手氏名を印刷した横断幕です。サイズはW4200mm×H800mm、こちらの事例も素材はターポリンにて製作させていただきました。
まとめ
全国大会出場は、選手たち、学校、そして地域全体にとって大きな誇りとなる瞬間です。その喜びと実績を広く伝える手段として、横断幕は非常に有効な役割を果たします。
出場を祝う横断幕は、単なる応援ツールではなく、成果を称え、記念に残し、地域との絆を深めるシンボルです。設置場所に合わせた最適なサイズ選び、耐久性に優れた素材選択、祝福にふさわしいデザインを意識することで、より印象的な横断幕に仕上がります。
当サイトでは、全国大会出場を祝う横断幕製作を数多く手がけてきた経験を活かし、お客様のご要望に合わせた最適なご提案を行っています。出場というかけがえのない成果を、最高の形で記念に残す横断幕づくりを、ぜひお手伝いさせてください。