メッシュターポリンは文字がきちんと見える?

メッシュターポリンとは?

メッシュターポリンは、その名の通り、メッシュ状に細かい穴が開けられたターポリン生地です。この特殊な構造により、風の抵抗が少なくなるため、風が強い屋外での使用に最適です。

また、通常のターポリンと比較して、メッシュターポリンは軽量で、大判サイズでの使用時にも取り扱いやすいのが特徴です。当社では、通常のメッシュターポリンと遮光メッシュターポリンの二種類を取り扱っており、用途に応じてお選びいただけます。次章にてそれぞれの仕様を詳しくご紹介します。

メッシュターポリンの仕様

当社で提供しているメッシュターポリンの仕様は以下の通りです。

  • 素材: ビニール
  • 特徴: 光沢なし、防炎タイプ
  • 短辺最大出力幅: 2,400mm
  • 厚み: 0.36mm
  • 重量: 240g/㎡
  • 使用推奨場所: 屋外・屋内・高所

穴が開いていることで風の通りが良く、大型の広告幕にも適しており、周囲の縫製がちぎれる心配がありません。

メッシュターポリン

遮光メッシュターポリンの仕様

当社で提供している遮光メッシュターポリンの仕様は以下の通りです。

  • 素材: ビニール
  • 特徴: 光沢なし、防炎タイプ、両面印刷可能
  • 短辺最大出力幅: 2,400mm
  • 重量: 430g/㎡
  • 使用推奨場所: 屋外・屋内・高所

中層に遮光材が含まれており、光を通さないため、表面だけでなく裏面にも印刷可能です。(通常のメッシュターポリンは片面印刷のみ可能)印刷可能面が異なる点が通常メッシュターポリンと遮光メッシュターポリンの大きな違いです。

遮光メッシュターポリン

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印刷した文字がきちんと見える?

メッシュターポリンに対する一般的な懸念事項に、「印刷した文字が見えにくいのでは?」というものがあります。確かにメッシュの穴は存在しますが、穴は非常に細かいため、遠目から見た際の視認性にはほとんど影響を与えません。

以下の写真のように至近距離で視認する掲示物等に採用する場合は、視認性に差が出るので注意が必要です。

【通常ターポリン】
ターポリン

【メッシュターポリン】
メッシュターポリン

また、背景の色や照明条件によっては見え方に差が出ることがあるため、設置環境を考慮する必要があります。次章では、実際にメッシュターポリンを採用した事例から、文字の見え方を確認していきましょう。

メッシュターポリンを使用した事例

ワンワンガオ様の事例

屋外イベント用にテーブルクロスとイベント幕の2種類を製作させていただきました。どちらも問題なく文字がきちんと見えます。通常ターポリンより通気性も良く、軽量なため持ち運びも楽にできます。
ワンワンガオ様イベント幕・テーブルクロス事例

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日本電波制作社様の事例

屋外イベント用の横断幕を製作させていただきました。少し透けが気になる方もいるかもしれませんが、文字やイラストは問題なくきちんと見えます。また、こちらの幕はW9,000mm×H4,000mmの大判サイズのため、ターポリンより軽量なメッシュターポリンが最適です。
日本電波制作社様 横断幕事例

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帝京八王子中学高等学校様の事例

W23,000mm×H2,400mmの非常に大きな屋外設置用の横断幕を製作させていただきました。こちらも少し透けが気になる方もいるかもしれませんが、文字は問題なくきちんと見えます。

今回のような大判サイズかつ屋外設置の場合は、風の抵抗も考慮してメッシュターポリンを採用することを推奨しています。
帝京八王子中学高等学校様 横断幕事例写真

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まとめ

メッシュターポリンの文字の見え方を事例とともにご紹介しました。メッシュターポリンの視認性に不安を感じる方は、ぜひこちらの記事を参考にしていただければと思います。

今回はメッシュターポリンに焦点を当ててご紹介いたしましたが、当社ではターポリン生地の他に布生地も取り扱っております。
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どの生地にするか迷われた場合は、お気軽にお問い合わせください。専門スタッフがしっかりとヒアリングさせていただき、対応いたします。
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