幕に使用される「トロピカル」生地とは?
商店街や様々なイベントでは、風になびく鮮やかなフラッグやタペストリーを頻繁に目にすることができます。これらのアイテムは、取付環境や利用期間を考慮し、最適な生地を選ぶ必要があります。
「まくする」では、ターポリン生地・布生地どちらも取り扱っておりますが、今回は布生地の中の一つである「トロピカル」に焦点を当て、その特徴や利用シーンについて紹介いたします。
トロピカルとは?
トロピカル生地は、ポリエステル製の生地でポンジの約2倍太い糸で作られた丈夫な生地です。ポンジよりも耐久性が欲しい時におすすめの生地です。
トロピカルと防炎トロピカルの違い
防炎トロピカルは、トロピカル生地に防炎処理を施したものです。これにより、火事などの緊急時に炎を伝播させない性質を持っています。イベントや公共の場での使用を想定した場合、安全性の観点から防炎トロピカルが推奨されることが多いです。
トロピカルのメリット・デメリット
次にトロピカルのメリット・デメリットをご紹介いたします。生地選びの参考にしてください。
メリット
- 耐久性:ポンジ生地と比べて耐久性があり、長期間の使用に適しています。
- 鮮やかな印刷:生地の密度のおかげで、色やデザインが鮮明に表示されます。
デメリット
- 裏抜けしにくい:ポンジ生地より厚みがあるため、光の透過が少なくなります。
ポンジとトロピカルそれぞれの画像を比較すると、ポンジの方がより透けて見えるのがわかると思います。
裏抜けのしやすさを重視する場合は、ポンジを選択いただくことをおすすめします。
▼ポンジ生地▼
▼トロピカル生地▼
おすすめご利用シーン
トロピカルは、ポンジ同様のぼり旗として使用されることが多いですが、耐久性があるためタペストリーとしての使用もオススメしています。屋外での長期使用にも適しているので、商店街などのフラッグや暖簾(のれん)にもおすすめです。
まとめ
トロピカル生地は、その特性から多くの場面で利用されています。耐久性があり、印刷も鮮やかなため、イベントや店舗などでの利用には最適です。
ポンジよりも耐久性が欲しい時に使用されることが多いですが、生地選びに迷った場合はお気軽にお問合せください。担当者がご利用用途やご利用期間などをヒアリングさせていただき、最適な生地をご提案いたします。