どっちを選べばいい?ターポリンとトロマットそれぞれの特徴などを解説!
横断幕や垂れ幕などによく使用されるビニール生地のターポリンと布生地のトロマット。どちらも幕に採用されるスタンダードな生地のため、『どちらの生地を選んだらいいの?』というご質問をお客様からよくいただきます。
この記事では、ターポリンとトロマットそれぞれの特徴や適切な選び方をご紹介いたします。ぜひ参考にしてください。
ターポリンの特徴
ターポリンは、耐久性に優れたビニール素材です。
テント生地に似ており、雨風に強く、色褪せしにくい性質を持っています。約510g/m²の重さがあり、厚みも0.39mmと厚く強度も高いため、屋外での常設利用に適しています。写真や鮮やかな色彩の印刷が美しく映え、長期間にわたって利用したいシーンでの選択肢としておすすめです。
ターポリン生地についてもっと詳しく知りたい方は、以下コラムも確認ください。
>>ターポリンとは?
トロマットの特徴
トロマットは、軽量で扱いやすいポリエステル100%の布素材です。
トロマットは、屋内外どちらでもよく使用されますが、ターポリンよりは耐久性が劣ります。
そのため、屋外での常設利用や長期利用には推奨していません。
また、シワになりにくく、ターポリンより軽量なため、持ち運びを前提とした幕に人気がある素材です。
マットな質感が特徴で、繊細な印刷も可能です。
トロマット生地についてもっと詳しく知りたい方は、以下コラムも確認ください。
>>トロマットとは?
ターポリンとトロマット それぞれに適した商品
前章でターポリンとトロマットそれぞれの特徴についてご紹介しました。
この章では、ターポリンとトロマットが具体的にどのような商品に適しているかをご紹介いたします。
ターポリンに適した商品
耐久性に優れ、雨風に強いので、屋外での常設を前提とした以下用途の商品がおすすめです。
- 施設の目印や案内、注意喚起用の幕
- 店頭幕
- 建築現場の現場イメージシート
- 屋外での告知、宣伝用の幕
ターポリンの製作事例【(株)ひとゆい様】
施設の目印となる屋外設置用横断幕を製作させていただきました。目印だけでなく、広告用途としても併用できる幕です。
ターポリンの製作事例【シン中華RON様】
目玉となるメニューがすぐにわかる店頭幕を製作させていただきました。ドラゴンのロゴとトレードマークの赤色がとても印象的です。
ターポリンの製作事例【フジエダ珈琲株式会社様】
ランチ等の時間案内や美味しそうなメニューをPRする屋外用横断幕を製作させていただきました。「毎朝焼きたて!」のパンに惹かれる方はとても多いと思います!
トロマットに適した商品
ターポリンより軽く、シワになりにくいので、屋内利用を前提とした以下用途の商品がおすすめです。屋外利用の場合は、短期間利用がおすすめです。
- スポーツ応援幕
- 短期イベント用の幕
- 展示会ブース装飾アイテム(タペストリーやテーブルクロス等)
トロマットの製作事例【株式会社ブライト・インターナショナル様】
展示会ブースに飾る幕を製作させていただきました。
トロマットはシワになりにくい素材ですが、展示会用とのことでしたので、折りジワなくキレイに掲示いただけるよう巻き梱包でお届けいたしました。
トロマットの製作事例【くわのき+アネックスこども園様】
音楽会イベント用の幕を製作させていただきました。
今回のように短期使用や設営の手軽さを考慮した場合にトロマットは最適な素材です。
まとめ
ターポリンとトロマット、それぞれに特徴があり、選ぶ際には使用シーンや目的を考慮することが重要です。耐久性を求める屋外利用ではターポリン、軽量性と移動のしやすさを重視する屋内や短期利用ではトロマットがおすすめです。
どちらか迷われた場合は、この記事を参考にしていただければ幸いです。
ご不明点等ございましたら、お気軽にお問い合わせください。
また、今回はスタンダードなターポリンとトロマットのご紹介をしましたが、これら以外にもお選びいただける生地がございます。
取扱い生地は以下ページよりご確認ください。